園長ブログ

無病息災

1月4日年明け初めての開園日、つぼみ保育園には夕方お獅子がやってきました。お囃子の音が聞こえると、「ん?」「なんだ」「なんだ‥」と聞き耳を立てる子供たち
これからお獅子がくるよ‥といわれても、それがなんだかわからない子供たちは、お囃子イコール鈴イコール夏祭りのたすき!!ということで、自分もやるやる~とたすきをかけて楽しみに眺めていた。

ところがなんだか怪しげな雰囲気を察したのか、たすきを放り投げママや保育士の胸にダイブ。

なかなか現れない未知なる「お獅子」とやら

恐ろしいお獅子がやってきたものの、お獅子がおかめやひょっとこに変身するし、何事か~とじっと様子見。

最後にお獅子が子供の頭にかみつくと顔を大人の胸に埋め尽くしいやだ~と絶句。

最後には記念写真なんて撮ってしまいましたが、子どもたちの気持ちはそれどころではなかったでしょうね。
その夜、帰ってきたパパに、頭がぶってされたのって報告していたそうです。
後日談
滑り台の天井の裏の方に、隠れポイントがあるのをご存じですか?
トトロやメイちゃんたちが小高い山の上から「がお~」って気持ちよさそうに叫んでいるところの絵が飾ってあります。
滑り台に登ったときの気分と重なるようで用意したパズルなのですが。

滑り台で遊んでいるとき、それを見ながら
こないだ頭がぶってされたんだよね~と、登っては一言
本当はね、怖がらせることはいけないということも分か、登っては一言、お友達に説明していたそうです。
っているのです。でもね、大変なことが起こったときに絶対自分を守ってくれる人がいるという気持ちをここで持てるのも、すてきなことだと思っています。獅子が来た時に、ほらお獅子だよと、がぶってしてもらいな・・なんて、子どもを前に突き出すような真似は子供に裏切り、絶望感を味合わせるようなもの。そうではなくて子供が震えているとき、怖がっているとき、しっかりと抱いて大丈夫、守ってあげるからねと抱え込んであげてこそ、子どもはどこが自分の安全基地かを覚えていくのです。そんな経験を小さいときから何度も経験して行くのがこの行事の一つの目的だと思っています。
秋田の「なまはげ」もしかり、怖がらせようとしてやっているのではなく、子どもを守るためにやっていること、それはいつか子どもたちが理解し、自分がしてもらったように、自分の子どもにもそれを経験させようと、その行事を守ろうと、何年も何十年も何百年もつながっている日本の伝統行事となっているんですね。
長く伝わることには、しっかりとした思いが込められているものです。
今年は皆さんにお誘いをしたかったのですが、確かな時間がわからなかったことと、来ていただいても夕方になってしまうということでお声をかけませんでした。
でもやってみてやっぱりもったいない。
4時半から5時の間に来てくれるのですが、その時間の10分15分なら
ぜひ来てみようという方もいらっしゃるかもしれない。
来年はそんな風に来たい方は来ていただけるよう、声をかけさせていただこうかと思いました。めったにないことですから、たくさんの子ども達に経験してもらいたいなとやっぱり残念に思いました。
獅子舞をしてくださった鳳友会のみなさんも来年のことを話すとぜひ来ていただきたいとおっしゃっていました。
そして、たくさんの子どもたちの無病息災を祈願してくださることでしょう。

コメント ( 3 )
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